2007年09月15日

周防監督「大きなチャンスもらった」…「それでもボクは―」アカデミー賞日本代表

周防監督「大きなチャンスもらった」…「それでもボクは―」アカデミー賞日本代表 

周防正行監督(50)の11年ぶりの作品になった「それでもボクはやってない」が14日、来年2月開催の「第80回米アカデミー賞」外国語映画賞の日本代表作品としてエントリーされることが決まった。

同作は痴漢えん罪裁判を通して、日本の裁判や裁判官のあり方に疑問を投げ掛け、国内でも話題を集めた。アカデミーのノミネートは来年1月23日に発表される。

 2009年から導入される「裁判員制度」を前に、周防監督が日本の法曹界に問い掛けた一作が、アカデミーエントリーを果たした。

 「それでもボクはやってない」は、朝の満員電車で痴漢に疑われ逮捕された平凡な青年の裁判を通して、日本の司法の疑問点を浮き彫りにした社会派ドラマ。

主人公の青年を加瀬亮(32)が、えん罪を主張して奮闘する弁護士を役所広司(51)と瀬戸朝香(30)が演じ、興収12億円のスマッシュヒットになった。

 外国語映画賞の日本代表に決まったことを知らされた周防監督は、「この映画は日本の裁判の問題を日本人はもちろん、世界の人に見てもらいたい、と思って作ったので、その大きなチャンスをもらったと思います」とのコメントを寄せた。

 痴漢裁判の新聞記事をきっかけに計約200回の裁判傍聴を繰り返し、脚本の完成までに3年。作品が出来上がると日本の裁判の問題点を訴え、米ニューヨーク、英オックスフォード大で行われた上映にも駆けつけた。キャンペーンの総移動距離は約5万5000キロ。日本の裁判を何とかしたい―という思いで、地球1・4周分を駆け回っただけに、この作品への思い入れは強い。

 「満員電車」「痴漢」という世界でもあまり例のない日常生活と犯罪を通じて「日本の裁判」を描いた作品は海外でも興味津々。9月下旬から10月にかけては、カナダの「バンクーバー」、「ニューヨーク」、「ロンドン」、トルコの「ユーラシア」の各国際映画祭の招待作品に決まっている。アカデミー外国語映画賞の最終ノミネートは来年1月23日。授賞式は同2月24日に行われる。

 ◆4年ぶり快挙へ アカデミー外国語映画賞へのエントリーは、社団法人日本映画製作者連盟(映連)が毎年1本を選考し出品している。過去10年の日本代表作品のうち、最終ノミネート入りしたのは04年の「たそがれ清兵衛」(山田洋次監督)だけ。「それボク」には4年ぶりの快挙に期待がかかる。

(2007年9月15日06時01分 スポーツ報知)
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20070915-
OHT1T00046.htm


それでもボクはやってない - www.soreboku.jp/

周防正行監督最新作『それでもボクはやってない』公式サイト http://www.soreboku.jp/

◆ 超映画批評『それでもボクはやってない』98点(100点満点中) http://movie.maeda-y.com/movie/00854.htm


posted by ぴかまま at 06:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画
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