≪大人の男性に≫
日本コカ・コーラは28日、創業450年の老舗茶舗である上林春松本店(京都府宇治市)の協力を得て、通常の緑茶飲料より希望小売価格が10円程度高いプレミアム緑茶飲料「綾鷹(あやたか)上煎茶」を10月8日に発売すると発表した。
コーラ飲料、缶コーヒーなどでトップシェアのコカ・コーラだが、緑茶飲料では、昨年も伊藤園、サントリーがシェアを伸ばすなかで苦戦を強いられた。
ダニエル・H・セイヤー社長は、「主要なノンアルコール飲料カテゴリーでリーダーシップを獲得していきたい」と話しており、「綾鷹」を緑茶飲料で先行する伊藤園、サントリーなどを追撃するための戦略商品に位置づける。
「綾鷹」は、425ミリリットル(希望小売価格158円)、350ミリリットル(同140円)、280ミリリットル(同130円)と小容量ペッボトルだけのラインアップで、ターゲットは30〜50歳の男性。販路はコンビニエンスストア、自販機に限定した。
ブランドマーケティング本部の篠原孝治バイスプレジデントは、「原料と製法にこだわって、リラックスして急須で飲むお茶と同等の味わいにした。ちょっとだけぜいたくな気分になれる緑茶飲料を目指した」と話す。
≪一番茶100%≫
緑茶飲料トップの伊藤園も国産一番茶を100%使用した350ミリリットルで147円の「プレミアムお〜いお茶」を9月下旬に発売する。小容量だが通常の500ミリリットル並みの価格設定のプレミアム商品だ。同社では「日常的に急須でお茶を飲む人も満足させる味わいに仕上げた」と強調する。
キリンビバレッジは7月24日に通常品よりも10円高いプレミアム緑茶飲料「生茶水出し玉露入り」を30万ケース(1ケースは500ミリリットルで24本)の数量限定で発売。さらに原料茶葉を厳選して、プレミアム度を高めた緑茶飲料を近く発表する計画だ。
創業200年以上の老舗茶舗である福寿園(京都府山城町)と共同開発した緑茶飲料「伊右衛門」の販売が好調なサントリーや、茶葉生産名人の監修を得た「若武者」を販売中のアサヒ飲料は、「今のところプレミアム緑茶飲料発売の計画はない」としている。
FujiSankei Business i. 産業/http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200708290005a.nwc
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