2007年08月29日

緑茶も「プレミアム戦争」勃発…市場飽和で差別化図る

飲料大手各社が原料や製法で他社との差別化を図った高価格緑茶飲料を相次いで投入し始めた。2004年から05年にかけて急成長してきた緑茶飲料市場が06年に前年比6%減と減少に転じ、飽和状態になってきたためだ。緑茶飲料市場では、今年後半から「プレミアム戦争」が勃発(ぼっぱつ)しそうだ。

 ≪大人の男性に≫

 日本コカ・コーラは28日、創業450年の老舗茶舗である上林春松本店(京都府宇治市)の協力を得て、通常の緑茶飲料より希望小売価格が10円程度高いプレミアム緑茶飲料「綾鷹(あやたか)上煎茶」を10月8日に発売すると発表した。

 コーラ飲料、缶コーヒーなどでトップシェアのコカ・コーラだが、緑茶飲料では、昨年も伊藤園、サントリーがシェアを伸ばすなかで苦戦を強いられた。

 ダニエル・H・セイヤー社長は、「主要なノンアルコール飲料カテゴリーでリーダーシップを獲得していきたい」と話しており、「綾鷹」を緑茶飲料で先行する伊藤園、サントリーなどを追撃するための戦略商品に位置づける。

 「綾鷹」は、425ミリリットル(希望小売価格158円)、350ミリリットル(同140円)、280ミリリットル(同130円)と小容量ペッボトルだけのラインアップで、ターゲットは30〜50歳の男性。販路はコンビニエンスストア、自販機に限定した。

 ブランドマーケティング本部の篠原孝治バイスプレジデントは、「原料と製法にこだわって、リラックスして急須で飲むお茶と同等の味わいにした。ちょっとだけぜいたくな気分になれる緑茶飲料を目指した」と話す。

 ≪一番茶100%≫

 緑茶飲料トップの伊藤園も国産一番茶を100%使用した350ミリリットルで147円の「プレミアムお〜いお茶」を9月下旬に発売する。小容量だが通常の500ミリリットル並みの価格設定のプレミアム商品だ。同社では「日常的に急須でお茶を飲む人も満足させる味わいに仕上げた」と強調する。

 キリンビバレッジは7月24日に通常品よりも10円高いプレミアム緑茶飲料「生茶水出し玉露入り」を30万ケース(1ケースは500ミリリットルで24本)の数量限定で発売。さらに原料茶葉を厳選して、プレミアム度を高めた緑茶飲料を近く発表する計画だ。

 創業200年以上の老舗茶舗である福寿園(京都府山城町)と共同開発した緑茶飲料「伊右衛門」の販売が好調なサントリーや、茶葉生産名人の監修を得た「若武者」を販売中のアサヒ飲料は、「今のところプレミアム緑茶飲料発売の計画はない」としている。
FujiSankei Business i. 産業/http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200708290005a.nwc

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タグ:緑茶
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