2007年10月01日

秋どこへ? ラニーニャで日本の四季が消えた

秋どこへ? ラニーニャで日本の四季が消えた
09/09 15:22 話のタネニュース:イザ!

■10月まで残暑、そして厳冬の予想

 埼玉県熊谷市など全国2カ所で40・9度を観測、国内最高気温を74年ぶりに塗り替えるなど、異例の猛暑となった今夏。8日は台風9号が持ち込んだ暖かい空気の影響で、都心の最高気温が32・9度など各地で真夏日を記録し、強い日差しが戻った。そろそろ秋の気配を期待したいが、気象庁によると、残暑はまだまだ続く見込み。秋らしい秋を感じないまま、厳冬に突入する可能性も。日本の四季が薄れゆくのは、どうやら今年の猛暑を引き起こした「ラニーニャ現象」と温暖化に原因があるようだ。(桜井紀雄)

 気象庁の秋の3カ月予報によると、太平洋のペルー沖と正反対のインドネシア近海で対流活動を活発化させたラニーニャ現象は冬まで続く見通し。このため9月は、猛暑となった8月同様に太平洋高気圧の影響で残暑が尾を引くことになりそうだ。
 ただ、夏のようにカラッと晴れるわけではなく、「9月特有のぐずつく空模様で、蒸し暑いだけ」(気象庁)と、うんざりする天気が続く可能性もある。10月になっても高い気温は続き、初冬ともいえる11月に入ってようやく平年並みに落ち着く見込みだ。
 猛暑をもたらしたラニーニャ現象は、冬には寒さを呼び込む。対流活動の活発化は日本上空に寒気を南下させる要因ともなり、厳冬になりやすいという。平成17〜18年冬の記録的豪雪の一因ともなった。
 気象庁の高橋俊二予報官は「冷夏や暖冬につながるエルニーニョ現象が寒暖のメリハリをなくすのに対して、ラニーニャ現象はメリハリをつけるのが特徴」と説明。今年については、残暑が長引くと予想されるため、短い秋を満喫する間もなく、厳しい冬を迎える事態も起こりかねないという。

 “長い夏”をもたらし、秋を縮めさせるのはラニーニャ現象ばかりではない。地球規模で進む温暖化と都市が熱をため込むヒートアイランド現象も要因に挙げられる。
 気象庁によると、温暖化のために、日本の平均気温はここ100年で1度以上上昇。東京に限れば、ヒートアイランド現象の影響が加わって約3度上がったという。
 「特に5月までの春で気温上昇が顕著で、相対的に夏を感じる期間が広がっている」(高橋予報官)
 長い猛暑と厳しい冬。そしてわずかばかりの春と秋。情景豊かな日本の四季は、今後ますます薄れていくことになりそうだ
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/natnews/83530/

ヒートアイランド現象
都市部の気温がその周辺に比べて異常な高温を示す状況を指す。これは近年、都市部で問題視される現象の1つである。東京は、世界でも代表的なヒートアイランドの例である。

ヒートアイランド」という語は英語からきており、直訳すると「熱の島」であるが、これは気温分布を描いたとき,等温線が都市を中心にして閉じ,ちょうど都市部が周辺から浮いた島のように見えることに由来する。

この異常な温度上昇の主な原因は、ビルや道路のアスファルトによる太陽光の蓄熱、都市部に林立するビルの空調設備から排出される暖気、自動車のエンジンなどから排出される廃熱、樹木の減少によって起こるアーバンドーム(都市部がはげ山と同様の状態になる現象)による土中の保水力低下、これらが都市部のみならず周辺部の気温も異常上昇させ(上図参照)、さらには気象をも異常にしている。その例としては気温の上昇により生じた上昇気流による突然の豪雨、落雷や、高気温が挙げられる。

また、近年高層化が進むビルが、海や川の沿岸部に建てられ、風の流れを遮り、それがさらに都市部の高温化に拍車をかけていることがわかって来ている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』



posted by ぴかまま at 03:06 | Comment(0) | TrackBack(0) | 天気・気象
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