2007年10月13日

<黒川紀章さん>熟年の恋、知事選出馬…情熱で走った個性派建築家

<黒川紀章さん>熟年の恋、知事選出馬…情熱で走った個性派建築家10月13日0時0分配信 毎日新聞

参院選の選挙活動で東京・巣鴨を回る黒川紀章さんと若尾文子さん夫妻=2007年7月18日

 国際的に著名な建築家、黒川紀章さんが12日、亡くなった。現代建築に生命の原理や共生の思想を取り入れる一方、妻の女優、若尾文子さんとの「熟年の恋」や今春の東京都知事選出馬など、公私にわたるユニークな行動で話題を集め続けた。派手な才気と活力で走り抜いた個性派芸術家は、急な悲報で最後の瞬間にも人々を驚かせた。 丹下健三の下でモダニズム建築から出発した黒川さんは、建築や都市を有機的な生命体と定義する独自の思想を生み出した。20代から「メタボリズム」運動の中心人物として注目を集め、福岡銀行本店、国立文楽劇場など斬新な作品を次々に発表した。

黒川紀章さんの肖像と業績

 その思想を発展させ、「共生」という語を広めたことでも知られる。ベストセラーとなった87年の著書「共生の思想」について、建築評論家で元「新建築」編集長の馬場璋造さんは「戦後欧米一辺倒の近代化が進む中で日本が失ったものを浮かび上がらせた」と語る。日本家屋の縁側のように、人工と自然、内と外といった対立する両者の「中間領域」の重要性を説き、いち早く日本文化の優れた点を指摘した。

 その一方で、83年には女優の若尾さんと互いに再婚同士、49歳と50歳で結婚。テレビ番組の対談で、黒川さんが若尾さんを「あなたはバロックの精神を持った人だ」と褒めたたえたのが口説き文句で、「バロックの恋」と話題になった。

 今年4月の都知事選では、私財を投じてクルーザーやヘリコプターを駆使した奇抜な選挙戦を繰り広げて注目された。得票は4番目の約16万票にとどまり落選。それでも「残りの人生を命をかけて、日本のためにささげたい」と政治への情熱を燃やし続け、7月の参院選にも共生新党党首として東京選挙区に立った。

 同党公認の比例代表候補だった小川卓也さん(63)によると、選挙中は流動食をとるなど体調がすぐれない様子だったという。7月28日夜に予定された投票日前夜の「最後の訴え」も、体調不良を理由に中止された。

 小川さんは「政治に心残りがあったのではないか。何とかして意思を生かしてあげたかった」と声を落とした。【手塚さや香、木村健二】

最終更新:10月13日0時0分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071013-00000000-maiall-peo

)建築家の黒川紀章氏が死去


posted by ぴかまま at 03:49 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能
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