2007年04月14日

玉山鉄二が演技に目覚めた

玉山鉄二が演技に目覚めた
「イメージしたのは器の小さい松田優作さん」 俳優の玉山鉄二(27)が、WOWOW「真夜中のマーチ」(15日・後8時)で、ドラマとしては初めての単独主演を務める。玉山が演じるのは10億円の強奪をたくらむお調子者の若者。「松田優作さんをすごく器を小さくした感じで演じた」。端正な顔立ちから、役者魂をのぞかせながら「今度は時代劇をぜひやってみたい」と語る。

 映画「NANA」でニヒルなロックスターになったかと思えば、映画「手紙」では殺人を犯し、弟や被害者への償いに心を傾ける服役囚役…。演技の幅を着実に広げてきた玉山が、単独ではドラマ初主演となる今作で演じるのは、ひょんなことから10億円強奪計画を行うことになった若者。粋がってはいるが、どこかさえないB級ハードボイルドだ。「イメージしたのはすごく器の小さい松田優作さん」。また新しいキャラクターを作り上げた。

 「壁や不安にぶち当たってても本質的なことを考えず逃げることばかり考えている。今の若い子たちにも多いと思うけど、過去の自分と重なる部分もある」。地元・京都の高校を卒業後、モデルになりたくて上京したころの自分とだぶらせる。「今考えると何でモデルになりたいかと思ったのか定かではない。一生懸命、不安を消そうとしてたのかな」

 京都の郊外で厳格な父、優しい母、そして3人の姉に囲まれて育った。「自分を前と同じ目線で見てくれるのは家族しかいない。自分を見失いそうになったら電話したり帰ったりしてますね」。誰もが認める美形はたちまち評判を呼び、すぐに役者デビューとなるが、「最初は絶対向いてないと思ってた。周りの期待に応えたいという変なプライドだけで必死に現場にのぞんでいた。その積み重ねでやってきた」。役者を一生の仕事に―と確信したのはつい最近のことだ。「25歳になったころかな。女の子にしてもスポーツにしても何かひとつのことに夢中になることがなかったけど、やっぱり演技はよくやってきたなあって気づいて。今は見てくれる人にメッセージをぶつけられる作品、自分の足跡を残したいと思ってます」

 役者としての信念を持った今、挑戦したいジャンルがあるという。「時代劇ですね。誰も実際に見たことがないわけだから、自分ひとりの想像力で演じられる。自分らしさを表現できるはず」。仕事に真剣に取り組み、家族を大切にする。今どき珍しい真っすぐな心を持つ玉山なら、古き良き大和魂を魅力的に見せてくれそうだ。

 ◆玉山 鉄二(たまやま・てつじ)本名同じ。1980年4月7日、京都・城陽市生まれ。27歳。モデルを経て99年にフジテレビ系ドラマ「ナオミ」で俳優デビュー。01年「百獣戦隊ガオレンジャー」に出演して注目を集め、「離婚弁護士」「ブラザー☆ビート」など人気ドラマに出演。映画は05年の「逆境ナイン」で初主演した。身長182センチ。血液型O。

 【真夜中のマーチ】奥田英朗原作の同名小説の初映像化。裏社会に生きるプロデュース会社社長ヨコケン(玉山)が、一流商社の落ちこぼれ社員(窪塚俊介)、富豪の令嬢(香椎由宇)と出会い、10億円強奪を企てるアクションサスペンス。映画「SHINOBI」の下山天監督が演出、映画「DEATH NOTE」の大石哲也氏が脚本を手掛ける。

(2007年4月13日06時06分 スポーツ報知)


タグ:玉山鉄二
posted by ぴかまま at 00:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | 芸能
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