北川 景子さん(モップガール)インタビュー :
Y&Yテレビ : エンタメ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)モップ「相棒」に全力疾走
スラリと伸びた体形に、涼しげな笑み。その外見から、「クール・ビューティー」と評されることが多い。だが、初の連続ドラマ主演に、「そんなイメージの殻を破ってみたい。今までと違った自分を見せるためには、何でもやる覚悟です」と言い切る。
演じる主人公の桃子は葬儀社の社員。クールとはほど遠い、失敗を繰り返すドジな女の子だ。でも、「人のためになる」と思ったら、とにかく一生懸命。遺体を見るとタイムスリップできる能力を持ち、人を救いたい一心で、過去の世界を必死にかけずり回る。
だから、収録では毎回必ず、全力疾走するシーンが用意されている。が、「昔から運動だけはホントに苦手」。「こないだは、掃除用のモップを持ち上げただけで、すぐ筋肉痛になってしまいました」と打ち明ける。「確かに今はぎこちないけど、できるだけ早く、走る姿もモップを使う格好もサマになるように頑張ります」
モップという“相棒”と共に、全力で駆け抜ける3か月間。回を追うごとに、少しずつたくましくなっていくはずの、両脚と二の腕にも、注目してみよう。
文・森重達裕
写真・米山要
Q
最近のお気に入りは?A
アロマオイルを家でたくことです。寝る時にはラベンダーで、勉強したり台本読んだり、集中したい時にはローズマリーで、というように使い分けています。Q
好きな場所はありますか?A
映画を見るのが大好きで、単館上映しているミニシアターの常連です。あとは、神戸港。とてもきれいなんです。神戸に住んでいた時は家から近かったので、よく眺めに行っていました。Q
撮影の空き時間や待ち時間では、何をしていますか。
A
普段は大学3年生なので、だいたい課題のリポートを抱えています。あとは、小説を読んでいます。重松清さんや東野圭吾さんの作品が好きです。でも、ハードカバーは読みにくいので、文庫になってから買っていますけど(笑)。モップガール(テレビ朝日系金曜後11.15 10月12日スタート)
葬儀社の社員になった桃子(
北川景子)は、事件現場などから遺体を回収し、モップで周辺を清掃する仕事を担当することに。桃子には、現世に思いを残して亡くなった遺体を見ると、過去にタイムスリップしてしまう特殊な能力があった。
プロフィール
きたがわ・けいこ 1986年8月22日、神戸市生まれ。ファッション誌のモデルから女優に。映画「水に棲む花」「間宮兄弟」「ワイルドスピードX3 TOKYO DRIFT」などのほか、「NTTドコモ」のCMにも出演。
(2007年9月21日 読売新聞)
北川景子、連ドラ初主演…テレ朝系「モップガール」